愛バイクとのお別れ2
以前6台所有していたバイク。
そのうち既に2台を友人に譲った。
そして追加でもう2台を手放した。
1台は先輩から譲ってもらった大型のツアラー、もう1台は社会人になってしばらくした後初めて新車で買ったバイクだ。
どちらもかなり思い入れがあった。
ツアラーの方は車検が切れていたのをユーザー車検で通す時何箇所か指摘され、その場で持ってる工具や材料を使いなんとか通した後は気の遠くなるような長距離ツーリングを一緒に楽しんだバイクだ。
はじめてのリッターバイクで、鬼のような加速や高速での高い安定性に驚きつつ、ワインディングではひらひら走れるバイクだった。
関西や東北を回るツーリングは永遠に思えて、終わってしまえば案外あっさり走れてしまったなと毎回思った。
クラッチホースが破けてギアチェンジが難しくなったのをなかなか原因がわからず悶々としたこと、ライトがつかなくなってカウルをなんとか外して修理したのもいい思い出だ。
新車で購入したバイクはこれまで所有したバイクの中で一番日が浅いものの、キャンプツーリングや夜の街ツーリングなどでよく走ったバイクだ。
購入してすぐに駐車中倒れてしまい、傷ついたマフラーをまる2日泣きながら研磨して元に戻したり、帰宅後すぐにかけたバイクカバーがエキパイにひっついてしまい、こちらも泣きながら削って綺麗にしたりと新車ながら中々手のかかる子だった。
どちらも知人やその知り合いに引き取られた。
こまめに洗車などもしてたため比較的綺麗で、買ってくれた人も満足しているようでよかった。
ほんとはもっと走りたかった。
廃車になるまでどこまでも走ろうと思ってたがもう置く場所もなければ維持するお金もないので仕方ない。
全てではないものの、多くを失うことを見にしみて感じている。
おそらくもう二度ギャンブルはしないだろう。
為替をやるとしても現物やロスカットラインをちゃんと引いてやろう。
いまはまだ市場に参加するほどの時間が取れないのでしばらくはお休みだ。
貧乏暇なしとはよく言ったものである。