ドル円FX敗残兵の戦後

ドル円で借金を作った人のその後の人生を追います

バイトの話しと交通違反

世間は大型連休が始まり少し浮かれているように見える。

私は連休中はバイトだ。

朝から晩までなので更新がなかなか出来ず、複数日に分けて書くのが精一杯である。

いずれにしてもカードローンは利息が高いので少しでも早くお金を返さなければならない。


採用をもらってから何度目かのバイト。

だいぶ慣れてきて、ルーチン化することができ始めたかなというところ。


配達も普通に早いレベルらしく、素直に褒めてくれるので嬉しい限りである。

早く一人前になり戦力としてみんなの力になりたい。

バイクに乗るのも楽しいし、普段お客さんとお話しする機会がないので、こういう機会に直接やり取りできるのは貴重だ。


お客さんの多くは優しい方が多く、ごくろくさまとお声かけ頂いたり、私を学生だと思っているのかお釣りをお小遣いとしてくれたり、お釣りと一緒にお菓子を渡してくれる方や、雨の日には温かい缶コーヒーをくれた方もいらした。

人の温かさに直接触れることができると嬉しくなるし、すこし目頭にくるものもある。


そんなお客様達に少しでも早くお届けするのが私の仕事である。


しかし、お客様達とは対照的に取り締まりは無常である。

配達中違反を取られてしまった。

私の不注意もあったのだが非常に分かりにくい時間指定の右折禁止である。

大きな交差点の先に丁字路、その先にまた交差点というシチュエーションで、その標識は丁字路の際どいところ直前にあった。

道路の規模からして交差点かなと思って曲がった先にいたのは何名もの警官達と路肩に止まる数台の車とバイク。

あーーーやった。とすぐに察した。

しかし配達があったため、事情を手短に話し、免許証を渡して走ってお届けした。

帰ってくると車から出てきたお兄さんに、分かりにくいのではないかと声をかけられ、共に抗議したもののあっという間に切符を切られた。

2点の5000円の罰金である。

これで午前中はただ働きだ。


貧乏暇なしとはよく言ったもので、働いても働いても穴の空いたバケツに水を入れるようにお金は流れていく。

人々の優しさとお上の無常を見にしみて感じた連休前半であった。